子供と美術館で満開の桜をお花見!ダミアンハースト展

Cherry Blossom 子供とアート
SAKURA LIFE BLOSSOM 筆者撮影

こんにちは! 本日は、子供も夢中で鑑賞する!親子で楽しんで学べる美術展、
『ダミアン・ハースト展』についてご紹介致します。

1.ダミアンハースト展とは?
2.子供が楽しめる訳は?
3.絵の勉強になるって、どういうこと?
4.開催場所と期間は?
5.おまけとまとめ
Damien Hirst

会場で購入したパンフレットより

1.ダミアンハースト展とは?

イギリスを代表する現代美術家ダミアン·ハースト(Damien Hirst/1965年‐現在)の描いた雄大な桜の数々。
これは国内で初めての大規模な個展であり、
主催は国立新美術館、カルティエ現代美術財団となっています。

彼の作品である桜シリーズの107点の中から
ハースト自身が24点を選出し、自ら展示空間を作り出しました。

大きいものでは縦5メートル、横7メートルを超えるものあり、
迫力のある美しい桜を鑑賞することが出来ます。

会場の様子

2.子供が楽しめる訳は?

ジュニアガイド『おはなみのヒント』が受付に置いてあり、
作品をより深く理解し、楽しむためのヒントが記されています。

大人もこれに沿って鑑賞してみると、様々な発見があってとても面白いですし、
何より子供と同じ目線と目的や観れるので、
お互いの感想を伝え合いながら進んで行かれます。

Junior Guide

また、作品数は24点とそこまで多くないこと、
会場はとても広く、絵画が大きい為
1つの作品の前に人だかりが出来て鑑賞しづらい、ということがありませんでした。

そしてモチーフが桜と限定されていることも大きなポイント。
『儚い桜』『朝の桜』『愛の桜』など、
色彩やカンヴァスの大きさによる表現の変化を楽しめるため
難しいことは一切ありませんでした。

展示会場の奥ではダミアンのインタビュー動画(約25分)を見ることが出来、
桜を描くことになったきっかけや今までの作品からの心の変化などを知ることが出来ます。
2年生には難しい内容かな?と思ったのですが、
作成中の映像も流れるためか、食い入るように最初から最後まできっちり見ていました。
さっきみた作品はこんな風に描いていたんだ!というのが
子供には新鮮で興味深かったようです。

3.絵の勉強になるって、どういうこと?

Cherry Blossom

作品はダイナミックで、近くで鑑賞することが出来るため、
じっくりと筆の跡を観察することが出来ます。

カンヴァスには何色から塗ったのだろう? 背景の水色かな?
次は何だろう?
花びらはどう描いたのだろう?
ピンクの桜に、黄色や赤も使われているね。
あそこは、筆を振って絵具を飛ばしたのかな?
絵具が盛り上がっている部分があるね。

など、描いている姿を想像できます。

また、先ほども触れたインタビュー動画内で答え合わせも出来ます。

Cherry Blossoms

人物画とは違い、子供にも親しみのある桜です。
理解しやすく、自分も描いてみよう!!と思えるようです。

実際、息子は「僕も絵を描くんだ!今日描くんだ!!」と張り切り、
帰宅して直ぐに取り掛かっていました。

会場に足を運ぶ前に、家で絵を描ける準備をしておくことをお勧めします!

4.開催場所と期間は?

開催場所:国立新美術館 企画展示室2E
開催期間:2022年3月2日(水)~5月23日(月)

休館日 :毎週火曜日(毎週火曜日休館 ※ただし5月3日(火・祝)は開館)
開館時間:10:00~18:00 ※毎週金・土曜日は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで

▶住所/アクセス
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2

東京メトロ千代田線乃木坂駅
青山霊園方面改札6出口(美術館直結)

東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口 徒歩約5分
都営地下鉄大江戸線六本木駅7出口 徒歩約4分

詳細はこちらから、どうぞ!

6.おまけとまとめ

国立新美術館では、特別公開中(~2020年5月30日)の
吉岡徳仁氏のガラスの茶室・光庵 を見ることが出来ます!

ガラスの茶室 光庵

ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展にて発表され、
2015年には京都の将軍塚青龍殿の大舞台で披露され大きな話題となったものです。
自然光の変化とともに、茶室の雰囲気が変化していく様はとても美しく、必見です。

▷公開概要はこちらから

近場には東京ミッドタウンや銀座ウエストの喫茶室、
子連れには嬉しいファミレスがあったりと、ランチやお茶にとても便利です。

外の桜はだいぶ散ってしまいましたが
雄大で美しいアートの桜で再び春の訪れを感じてみるのも素敵ですね。

子供と一緒に美術館。一緒にお出かけはいかがですか?
思い出に残る素敵な鑑賞を、どうぞお楽しみください♪

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